「イク」と「出る」の違い

あなたはオーガズムが近づいていよいよ射精しそうになったとき、何と言いますか? 男女間にせよ男同士にせよ、セックスの最中に「イク~」とか「イキそう」という言葉を発する男性が圧倒的に多い気がします。しかしこれはよく考えてみると少々違和感を覚える表現です。

セックスの場面において「イク」という言葉には興奮が頂点に達する、あるいはオーガズムに達するということを意味しています。つまりそれは外からは知り得ない主観的な感覚であるわけです。確かに女性のオーガズムは外見上判別が難しいことから、「イク」という言葉を使うことには違和感がありません。

それに対して男性のオーガズムは単純明快です。それは精液の放出という現象を伴うため、誰の目にも明らかにオーガズムに達したことがわかります。つまり男性のオーガズムは「現象」なのであって、「イク」という主観的な表現はふさわしくないと思えます。基本的に「イク」という表現は女性が使う言葉だと思います。それがいつの間にか男性も真似するようになったんじゃないでしょうか?

だから男のオーガズムを表すにはもっと直接的な「出る」がふさわしいと思うのです。それはペニスから精液がほとばしるという現象を表すとともに、自分の意志ではコントロールできないニュアンスも含んでいます。「イク」が能動的であるのに対して、「出る」は自動的なんです。つまり体の中から込み上げてくる衝動を堪えきれず自然に発射してしまうという射精の本質を表しています。これほど射精にピッタリ来る言葉はありません。

世の男性は「イク」を使いたがる傾向がありますが、男ならはっきり「出る」と言えよと思います。射精はイクものではなく出るものです。僕は射精しそうになったら必ず「うっ、出るっ!」と言います。その方がエロい感じがしませんか? ちなみにエロ漫画などでは「射精る」と書いて「でる」と読ませる表現を見かけます。さすがに無理がありすぎますが(笑)、言い得て妙ですね。文字にすると「出る」よりエロい感じがして好きです。

でも実際には僕もいろんな言葉を使い分けてる気がしますね(笑)。僕はかなりの早漏なんで、ちょっと刺激されただけですぐ射精しそうになります。だから相手とのコミュニケーションが必要なんですね。さすがにセックスが始まって数分で射精では悲しいので、そんなときは「あ、ヤバい」と言います。これは射精しそうだからちょっと待ってくれという意味です(笑)。たいていの人はそれで動きを止めてくれますね。少し経って落ち着いたらまた再開です。そして耐えられなくなるまで「ヤバい」は何度か繰り返されます。そんな感じで30分くらい耐えてると、今度は自分の方が射精したくてたまらなくなってきます。そうなると「イキそう」という言葉を発します。これはもういいから射精させてくれという意味です(笑)。この時点では確実に射精の気配が高まっているので、だいたい射精の1分~30秒前くらいに相当します。それは相手への予告でもありますね。そうすると相手も手を緩めずにフィニッシュを仕掛けてきます。

そしていよいよオーガズムが迫ってきて後戻り不可能になったら、ここで初めて「ああっ、出る~っ!」と大声で叫びます。これがだいたい射精5秒前くらい。それは相手への心遣いでもありますね。何も言わずにいきなり射精されたらビックリするんじゃないですか? だから「イク」よりもはっきり「出る」と言ってあげた方が相手も心の準備ができると思うんですよ。ペニスを口にくわえてたら間もなく精液を発射されることは確実なんですからね。そこでどんな反応をするかは相手によって概ね次の三通りに分かれます。

1) すぐ口を離して腹の上などに射精させる
2) 口の中で射精されるが、後で吐き出す
3) 口の中で射精されてそのまま飲み込む

それによって相手がどのくらい自分を気に入っているかもわかる気がします。もちろん僕が一番うれしいのは3)ですけどね(笑)。自分の精液が相手のお腹の中に入っていると思うと興奮しちゃいます。まあ相手がザーメンマニアなら文句なしに3)を選ぶでしょう(笑)。

たかが言葉一つと思われるかもしれませんが、相手とのコミュニケーションをとるためには正しい言葉使いというのも大切だと思うんですよね・・